So-net無料ブログ作成

噂は本当でした。 [海外]

よく、「イギリスの飯はまずい」などと言われます。

 

先日行った欧州出張で、ロンドンで食べた食事がこれ。

 

いわゆるケバブです。なんとなく、肉ならハズレはないかなぁと思ったので。

 

ところが、これがホントにまずい!

 

まず、すべての食材に味が付いていない。

 

肉は焼いただけ。

野菜は切っただけ。

マッシュルームはゆでただけ。

 

だいたい肉と一緒に焼いてあるタマネギもまだ生だし。

 

見た目はそうでもないんだけれど、食べるのはホントに苦痛で、半分くらい残しました・・・。

 

 

さすがに翌日は、飛び込みでお店にはいるのがちょっと怖かったのでマクドナルド。

  

 

イギリスオリジナルのメニューなのかどうかわかりませんが、唯一の名物(?)であるローストビーフが挟んであります。

これはおいしかったです。

 

イギリス(イングランド)に行ったときは、パブでひたすらビールを飲むか、マクドナルドにするか、中華料理などにするかが良いらしいです。

あ、あと地区によってはかつて植民地だったインド料理もおいしい店があるようです。

 

ちなみに自分が食べたケバブは、トルコ人が多いドイツなら良いお店がたくさんあるようですね。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

海外出張七日目~個人的事件編~ [海外]

いよいよ帰国である。

正直3日目くらいから、ホテルで一人の時間とか、帰りたくてしょうがなかったのだが、いざ帰るとなると不思議なもので、ちょっと寂しい。

 

バスでボン・ケルン空港まで30分。そこから10:50の飛行機でイギリスのヒースロー空港へ。飛行機を乗り継いで日本へ向かうことになっていた。

 

無事ボン・ケルン空港を出発。天気は曇っていたので、まさしく雲の上を飛んでいる状態。なかなか優雅だ。

 

そうこうしているうちに、高度がどんどん下がっていってロンドン上空に。空から眺めるイギリスもなかなか・・・。

さて、そろそろ到着時間だが・・・・

 

あれ?

 

さっきから同じところを旋回してますが・・・

 

そういえば、さっき何か機長が言ってたな。よく聞き取れなかったが・・・。

 

30分経過。同じところをやっぱり旋回中。

あれ?乗り継ぎの時間、そんなに余裕なかった気がする。ひょっとして、ちょっとやばい?

 

45分経過。ようやく着陸態勢に入る旨の放送が。っていうか、ここまま降りても、出発時間の30分前を経過しており、はたして日本行きに乗れるのか?

 

ヒースロー空港にようやく到着。全力疾走で乗り継ぎのカウンターへ。

 

カウンターにて、チケットを見せると、やっぱりもうクローズだと言う。

しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。

 

ドイツから乗ってきた飛行機も、これから乗る飛行機も同じBAなんだし、その辺の事情、わかってくれよ!というような事をとりえあえず言ってみる。

 

なんとか、文法がめちゃくちゃな英語で通じたのかどうかはわからないが、そこでチェックをしてもらえて、ゲートナンバーも教えてもらう。

またそこからゲートまで全力疾走。まさかヒースロー空港にてこんな全力疾走する羽目になるとは思わなんだ・・・。

 

なんとか飛行機に乗って、席に着いた時間がジャスト出発時間。

最後の最後に、ホントにぐったり・・・。

 

しかしまあ、本来であればヒースローにて1時間ほどの時間が出来、免税店にてお土産を買うつもりだったのに、そんな余裕全くなし!

フランスのスーパーでビスケットとフランスワインとチーズ、ドイツではソーセージの缶詰を買っておいたので、それで勘弁してもらおう。

 

このまま一眠りすれば、明日には日本だ。

 

今回の旅は、観光なんてほとんど出来なかったけれど、確かにいろいろ勉強にはなった。

まだ帰ってからやらなくてはならないことは多いけれど、まずは家のベットでゆっくり眠らせてくれ・・・。

 

 

 

このCAさん。マジきれい!思わず写真を1枚。


海外出張六日目~個人的事件編~ [海外]

本日(11/18)の午前中で仕事の全日程を終了。結構盛りだくさんできつかったが、なんとか無事終えることが出来た。

 

ホテルに戻ったのがだいたい14:00。ちょっと遅くなったがお昼もまだだったので、昼食をかねてボンの街を散策することに。

 

街の広場では、クリスマスマーケットが始まっていた。

日本で言えば、お祭りの屋台感覚で、いろいろなお店が並んでいる。

 

ミニ観覧車もあった。意外に回転スピードが速く、ちょっとした絶叫マシンかも・・・。

 

さすがに腹も減っていたので、やっぱりソーセージと、おいしそうだったので焼きたてのワッフルなどもいただいてみた。

 

ワッフル200gにカスタードソースに生クリーム、チェリーソースをトッピングしたスペシャルメニュー。4.5ユーロ。自分は甘党なので非常においしかった!

 

その他にも

こんなラブリーなチョコレート屋さん

 

見ているだけで癒されます。ろうそく屋さんなど。

 

こういった屋台だけでなく、デパートなども含めてクリスマスカラーが街全体を覆っている感じ。

日本だと、「クリスマスに便乗したセール」的雰囲気になっちゃうんだけれど、やはりヨーロッパ、特にカトリック信者の多いドイツでのクリスマスというのは、本当にみんなにとって大切な日であり、それを街全体でお祝いしているんだなぁと実感。

 

これはもう、文化の違いとしか言いようがなく、日本が100年たったってこうはならないでしょう。それが良いとか悪いとかじゃなくてね。

 

ドイツだけではなく、ヨーロッパでは、必ずと言っていいほど夫婦で手をつないで歩いています。自分がお爺さんお婆さんになった時、地元のお祭りに手をつないで歩いていけるような夫婦になりたいな。


海外出張五日目~個人的事件編~ [海外]

この日の朝、通訳さんとの待ち合わ時間までちょっと余裕があったので、本屋に入ってみた。

 

こちらの本屋さんは、日本のように漫画本などはほとんど置いていない。

 

置いてあったものは、ほぼ全部日本の漫画だった。

ワンピース&ドラゴンボール

 

NANAも。ドイツ人もNANAの世界観(及び恋愛観)に共感できるのか!?

 

日本の漫画って、世界中で売れているんだなぁと実感。中身をちょっと見たら、擬音の「ドーン!」にも「DHOON!」みたいなふりがな(?)が振ってあった。

 

テレビではキャプテン翼が。翼君も日向君もドイツ語で会話している。確かに若林君なら話せるだろうけれど。

 

確か、イタリアでもやってたらしく、現イタリア代表の選手なんかでも、キャプテン翼にあこがれてサッカーを始めた選手もいるらしいので、近々セリエAでも立花兄弟ばりの「スカイラブハリケーン」が見られる日が来る・・・かも?

 

ちなみにフランスでは「名探偵コナン」がやってました。

本家ルパンの国で、日本の探偵ものアニメをやっているなんて、なんか光栄っすね。


海外出張四日目~個人的事件編~ [海外]

この日(11/16)の午後には早くもフランスに別れを告げ、ドイツへ。

 

電車で約4時間。ドイツ第四の都市、ケルンに到着。明日の仕事はここなのだが、宿の都合で、ここからさらに電車で20分ほどのボンまで行かねばならない。

 

なんとかドイツ語の時刻表からボン行きの電車を割り出し、さっそくプラットホームへ。

 

しかし、電車の時間まではもうちょっとある。時間も午後8時を過ぎ腹も減ってきた。日本であれば立ち食いそばでも、というところだがここはドイツ。

ドイツと言えば・・・

 

 

これでしょう!見よ!この見事なソーセージ!パンからはみ出しすぎ!

 

ケルン駅のプラットホームには、「立ち食いソーセージ屋さん」があったのだ。実際に行くまで知らなかった。

 

怪しいドイツ語で早速一つ購入。食べてみると・・・うまい!

表面はパリッとしていて、噛むとなかからアツアツの肉汁が出てきてヤケドしそう。ちなみに、マスタードが嫌いな人はお店の人に言えば大丈夫です。

 

駅のだとちょっと高めで2.4ユーロだけれど、普通の屋台では1.5ユーロくらいで食べられます。ドイツに行ったらビールとこれ!お勧めです。


海外出張三日目~個人的事件編~ [海外]

この日は、事前に頼んだ通訳さんを同行しての仕事となった。

その通訳さんは、日本人でありながらフランス在住17年というベテランさんだったので、かねてから聞いてみたかったフランス人にまつわる疑問をぶつけてみた。

 


Q1.平日のランチでもワインを飲んでいるというのは本当か?

A1.本当。ただ、それはお酒が飲みたいから呑んでいるわけではない。例えば今日の肉料理にはこの赤ワインが合うのに、あえて水を飲むのは馬鹿げている、ワインも含めて完全なランチだから。それに、フランス人はグラス一杯で酔っぱらう人いませんので、午後の仕事にも問題ない。

さすが、食の大国フランス・・・。

 


Q2.バカンスで1ヶ月くらい人がいなくなってしまうというのは本当か?

A2.本当。ただし、今は短くなって2週間くらいが多い。それに、最近では時期をずらすように取っているので、職場に誰もいないということはない。もっとも、職場にいない人間の仕事を、その分誰かが肩代わりするなんていうことは、絶対にあり得ない。

その辺のことを次に詳しく聞いてみた。

 


Q3.自分の担当以外の仕事は本当に絶対にしないのか?

A3.しない。例えば、足下のゴミ箱がいっぱいになっていたら、それはゴミを捨てる係に電話する。自分で捨てるなんていうことはしないし、ましてや、上司がそれを命令してしまったら、間違いなく裁判沙汰である。その辺りの事情を理解していない、数多くの日系企業が痛い目をみているらしい。


通訳さん曰く、日本人のメンタリティをそのまんまひっくり返したのがフランス人だという。

その通訳さんは、時々日仏企業同士の商談の通訳などもやっているようなのだが、良くある風景として

 

日本企業「これだけがんばれば、これだけの利益が出ますよ!一緒にどうですか!?」

仏企業「・・・・・。(無関心)」

 

なぜなら、フランス人にとって、もっとも関心のあるビジネスとは

「いかに楽をして、いかに儲けるか」

ということなのであって、日本人がいくら熱意を持って説得したところで、全く通じないそうな。

 


日本人の、特に男性は、「かゆいところに手が届く」日本式社会に慣れているため、こういった欧州諸国の社会にとまどうらしいが、逆に女性にとっては、「かゆいところに手が届く」的ものを社会から求められないので、慣れてしまえば楽だと言っていた。


国が違えばいろいろなんですねぇ。

 

 

凱旋門。実はちょっと悲しい建物。

 

仕事編はこちら


海外出張二日目~個人的事件編~ [海外]

午前中の仕事を終え、あっという間のイギリス脱出。

ユーロスターに乗ってパリに着いたのはだいたい午後8時。ロンドンより治安は良くないと言われ、なおかつ暴動にまで発展している最近の情勢を考えると、あまり街中をフラフラしないほうが良さそうだ。

 

しかし、夕飯はどこかで取らねばならない。

と、見慣れた日本語の看板を発見。一度外国で日本食を食べてみたいと思っていたので、早速入ってみる。

 

こんな雰囲気。

 

メニューは「SUSHI&YAKITORI」がメインらしい。早速頼んでみようではないか。

 

1品目。

 

みそ汁。コースで言えば最初はスープだからか。具はわかめと豆腐だが、多分インスタント。それにレンゲって・・・(結局使わなかった)。

 

2品目。

和風ドレッシングサラダ。多分市販品のドレッシングだけれど、わさびがきいていて、それはそれでOK。

 

3品目。

SUSHI。回転寿司なら我慢できるけれど、回らないお寿司でこれだったらがっかり、のレベルか。一応シャリは型にはめるのではなく、握ってあったのでそれは好感が持てた。

 

4品目。

むむ。お寿司の後に白ご飯か・・・。しかもタイ米。焼き鳥の左から2本目、3本目がなんだかわからず、ちょっと焦る。実際に食べてみると・・・。

左から豚肉、マッシュルーム、ベーコンチーズ、つくね、牛肉です。鳥が1本しかないんですけれど・・・。

他は焼き鳥のたれと合わないことはないけれど、マッシュルームがやっぱり微妙。

 

これにビールを1本つけて16.5ユーロ。なんだかんだでお腹はいっぱいになったし、思ったより安かったのも良かった。

日本だったら、この店はまず行かないけれど、日本の味が恋しいときにはまあまあアリかも。

 

でも、自分が入った店はまだ良くて、きっともっとエライことになっちゃってるお店とかあるんだろうなぁ・・・。ちょっと入ってみたい気もする(笑)


海外出張初日~個人的事件編~ [海外]

遅ればせながら欧州出張での出来事をいくつか。

ホントはこういう仕事以外の記事だけでも良いんだけれど、職場の人に見つかって遊んできたんじゃないかと疑われるのも嫌なので(笑)

 

ということで仕事についての記事は過去にさかのぼって、仕事以外のことについてはぼちぼち記事にしていきたいと思います。

 

出張当日(11/13)の朝、成田までどの交通手段で行くか決めかねていたのだが、嫁さんの「バスなら安いし、乗り換えもないからいいんじゃない」との一言によりシャトルバスで行くことに決めた。


ありがたいことに、発車時刻まで嫁さんが事前に調べてくれていたので、ちょっと余裕を見て発車30分前にはバスターミナルに到着、そこで嫁さんと息子に別れを告げ、予定時間のバスより若干早めのバスに乗り、成田に向けて出発した。


が、しかし、バスの中でいくつかの疑問点が浮上する。

こんな時間のバスあったかな?

運賃も調べたはずの金額より高かったぞ。

それからバスの切符を持たずに現金払いで乗ったのは自分だけだ。

 

そんな時、嫁さんから携帯にメールが届いた。

 

「ゴメン!調べた時間と料金、羽田行きのものだった。成田行きは予約制だったんだけれど乗れた?」

 

こらー!!偶然直前に成田行きバスがあって、なおかつ席に空きがあったから運転手さんのはからいで乗せてくれたけれど、危うく飛行機に乗れない可能性すらあったじゃないか!!

 

海外でトラブルに巻き込まれたらどうしようなんて、不安を抱えながら当日を迎えたわけだが、実はトラブルの元は身内にあったなんて・・・orz

 

ちょっと真面目な記事はこちら

 

無事にこいつに乗れました。
 


海外出張六日目~仕事編~ [海外]

 ボンからバスで約1時間。閑静な住宅街にドイツの上下水道協会はあった。本日はその役割と,ドイツにおける下水道の現状について話を伺った。

 

 まず,ドイツの水道の特徴についての説明があった。


 ドイツでは水道の約65%が地下から汲み上げた水である。他には9%が山のわき水などで,ダムや池から直接取水しているのは25%のみだ。基本的にドイツでは,たとえ近くに川があっても,そこから数km離れたところに井戸を掘りそこから水を汲み上げている。

 なぜわざわざ井戸を掘っているかと言えば,川や湖から取水するのに比べると多くの利点があるからで,例えば1年を通して一定した量の水が得られること。また地層によってろ過されているため衛生的だし,水温もほぼ一定なので,雑菌も繁殖しにくいためである。よって,塩素による殺菌を義務づけられていないドイツでは,水道には塩素を入れていないところも多い。

 また,ドイツ上下水道協会についてだが,日本の下水道協会よりも幅広い活動をしており,自治体の水道局だけではなく,コンサルタントや施工業者も加入,日本で言えば下水道事業団や下水道施設業協会としての役目も担っている。
 つまり,処理場の管理から,下水道技術者の育成,その他企業や学校での環境教育,その他本やポスターなど様々な活動を行っているということだ。


 様々な活動の中で,気になった点が2つあった。一つは環境教育。


 ドイツでは,昨日訪問した「Villa Öki」をはじめとした環境教育が盛んなのは有名であるが,それらはこのドイツ上下水道協会によっても数多く行われている。

その成果が現れているのがドイツの一人当たりの水使用量である。

日本が一日一人当たりで319リットル(2001年)であるのに対し,ドイツはわずか127リットル(2004年)。生活スタイルの違いがあるため,単純に比較できない部分はあるにしろ,その差は大きい。


 ドイツの上下水道料金については他の先進国と比べても割高であるのに対し,国民に不満はないのかを尋ねたときも,使っている水量が少ないから結果的に安くすんでおり問題ないとの回答だった。(ただし,旧東ドイツ地区に関してはインフラの老朽化などにより多額の設備投資を必要としたために料金が高騰,さすがに不満があがったそうだ)


 もう一点は技術者の育成。ドイツといえばマイスター制度が有名であるが,それは下水道技術者についても同様の資格があり,これがないと下水道の技術者としての職に就けないし,自分で下水道工事の会社を興すこともでない(ただし,規模にもよる)。それらの指導をしているのがこの協会であり,この教育によって育成された人材が実際のドイツ上下水道を支えている。

 

下水道におけるマイスターになるための教科書。2000ページある。


 イギリス,フランスでは上下水道は別として,たとえば鉄道が時間通りにこないとか,信号があちこち壊れているとか,やや公共インフラ面でのアバウトさが目についたが,ドイツにおいてはそんなことはなかった。

 ドイツのマイスター制度においては,その制度による職業選択の硬直化など,様々な弊害も指摘されており,近年においても大幅な制度改正があったばかりである。

 しかし、水道や下水道など,社会インフラ全般について言えば,民間であるとか,公共機関であるとかという以前に,きちっとした技術を習得した人材が現場において活躍できていれば,全く問題がないのかもしれない。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

海外出張五日目~仕事編~ [海外]

 ドイツでは英仏に比べて民間セクターは導入されていない。
 今日訪れたケルン市の下水処理場も、市や地元企業などが出資して設立された第三セクターによって管理されている。

 また、ここについては、もっとも今回の出張にて行きたかった場所で、ここの下水処理場内には、水環境をテーマにした様々の教育,学習,芸術,交流等のための施設があり、「水は命である」というコンセプトのもとに,幅広い環境教育を行っている。

 ここでは実際にその授業を体験し,今後,ソフト面からの環境対策を考える上でヒントになるであろう処理場のあり方について調査した。


 ケルン中央駅から電車とバスを乗り継ぎ約1時間。ここケルン市下水道事業所には世界的にも珍しい「環境教育」のためだけの施設がある。

 

 それは「Villa Öki(生き物たちの別荘)」と呼ばれている施設で,ケルン市内の子供たちだけではなく,世界各国からその施設について見学者が訪れている。


 建屋は本当に処理場のど真ん中にあり,おそらくはコンテナを改造したものであろう。確認したところプラント建設のための現場事務所を改良したものだった。きっかけは,1994年に地元の先生たちが何か環境に役立てる施設をという提案に,建設業者も事務所を無償で提供したということらしく,環境に対する意識が高いドイツらしいエピソードでもある。


 また,下水処理場の一部ということにはなっているが,予算は全く別で,市や国からもまったく援助は受けていない。

 運営資金は主に寄付金で賄われており,現在は個人や企業など64組から援助を受けている。これについては,ドイツの法律でこういった施設に寄付をすることによって,一部税金が免除されるシステムがあるという事も大きいだろう。その他,ここの施設にて子供たちが書いた絵をハンカチにして販売,その売り上げも活動資金の一部となっている。

子供たちが描いた絵。これをハンカチにして販売、活動資金としている。


 建屋の前には小さいため池がありこれがビオトープとなってる。池で発生した虫を目当てに鳥やコウモリが集まってくるという。

 実際に小学4年生が受ける授業というものを簡単に受けてきた。
 まずは水の循環について。最初に,10mmの雨が降るということはどういうことなのかを知るために,1m2の大きさから勉強する。そして1m2の大きさを知った後は1m3を知り,実際に自分たちがどれくらいの水を使っているのかを知る。また,地層はどのようになっていて,どのように水が浸透してゆくのかということについても,道具を使って教えている。


 次に下水道の正しい使い方。食べ残しや薬品などを流さないということはもちろん,ゆで卵をゆでたお湯をそのまま捨てないなど,水の再利用についての知識もしっかりと教えていた。また,ケルン市では節水のために,法律で自宅で車の洗車をすることを禁止しており,そういったことについてもちゃんと子供の頃から教えていた。


 その他,それらのことを簡単にまとめた30分ほどのビデオを見たが,非常に内容が濃いことに驚いた。トイレにコンドームを捨ててはいけないとか,実際に処理場建設の莫大がお金がかかっており,水を汚せばもっとお金がかかってしまうということをアピールしたり,ちょっと小学4年生が見るには大人っぽい内容だ。

コンドームをトイレに捨ててはいけません。日本でも同じですよ。

 

 そのことを講師の先生に確認したところ,やはり中学,高校生の年代になるとあまり大人の話を聞かなくなってしまうので,話を素直に聞いてくれる10歳前後のうちにしっかりと教えることが大切だと言っていた。そのあたりは日本と同じか。

 ここで授業を受ける子供たちは,全部で4時間の授業を受ける。つまり,ちょっと教えておくという程度ではなく,しっかりと子供たちに環境に対する知識を植え付けるために必要な時間と考えた方がよいだろう。
 実際に,ここで授業を受けて終わりではなく,学校に帰ってからの宿題もある。ここで学んだことを,しっかりと論文として提出するという(ドイツでは小学校のテストも論文形式らしい)。

 その他,中学・高校生向きの授業もあり,実験形式で実際のライン川の水質試験をし,その汚染具合を確かめたりするようだ。


 ドイツの環境教育は進んでいるといわれているが,実際の現場を目の当たりにして,ますますそれを実感した。

 こういったものを日本が目指すのであれば,法的整備などもあるが,まずは我々個人の意識から変える必要があるのかもしれない。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。